二日酔いの頭痛で困っている方も多いのではないでしょうか?二日酔いの対策と解消方法を紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
二日酔いの頭痛や不快な症状の原因は何なのでしょうか?深夜まで飲酒をした翌朝は、頭がガンガンするし、起きるのがつらく食欲もない、というのが二日酔いの症状ですが、若い頃は二日酔いとは無縁だったのに、30歳を超えてから急に二日酔いに悩まされるようになったという方も多いと思います。
二日酔いの不快の原因は、分解しきれなかった悪玉“アセトアルデヒド”が翌朝まで体内に残っているためというのが一般的な認識です。アセトアルデヒドは顔を赤くしたり、吐き気や頭痛を起こします。
つまり、飲酒によって体内にとり込まれたアルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解され、さらに酢酸へ分解されます。そして、酢酸は水と二酸化炭素になり体外へ排出されます。ところが肝臓で分解しきれなかったアルコールやアセトアルデヒドは体内に残り、頭痛の原因となり、二日酔いの症状を引き起こすのです。
しかし、最近の研究では、このアセトアルデヒドが二日酔いの直接的な原因ではないということが解かってきたのです。
二日酔いの原因と言われてきたアセトアルデヒドが翌朝まで不快な症状を引き起こすほど残ることないという研究結果が出ているそうです。アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが悪い人でも、約4時間後の濃度に大きな差はないそうです。つまり、アセトアルデヒドが二日酔いの原因とは考えにくいのです。それでは、二日酔いの原因は一体何なのでしょうか?
二日酔いの原因は、1)アルコールそのものが残っている。2)低血糖状態。3)疲労。4)アルコールの離脱症状。の四つが考えられるそうです。一般に、肝臓が大きいとアルコール分解速度が増すため、体の小さな人や女性は分解が遅くなり二日酔いになりやすいそうです。また加齢で、アルコールが溶け込みにくい体脂肪が増えることでアルコール濃度が高まるため、同量でもひどい酔いになると考えらます。肝臓の分解能力の違いではないのです。さらに、肝臓でアルコールの分解が忙しくなると、ブドウ糖産生が抑制され、低血糖状態になります。低血糖では脱力や動悸、思考力の低下などが起き、飲酒中ははしゃぎがちで、その疲労も二日酔いに影響するそうです。離脱症状は一般に「禁断症状」と呼ばれ、アルコールが分解し終わって数時間後に起きる手の震え、発汗、吐き気などが、二日酔いの症状の一部と考えられいるそうです。
二日酔い対策は、当然ですが飲みすぎないことが一番です。厚生労働省が定めた飲酒の基準では、1日のアルコール摂取量を男性がビール中びん1本分程度、アセトアルデヒドの分解酵素が働きにくい人や女性は、より少なくすべきだとしています。
また、適量を把握することは難しいと思いますが、せいぜい日本酒で2〜3合までが他人に迷惑をかけず、二日酔いにもならない酒量と言われています。アルコールの分解には、一定の時間が必要なことを理解しておくことが二日酔いの予防になります。お酒の量を抑えたり、低血糖を防ぐために食べながら飲むこと、アルコールの分解を速める果糖が含まれる果物を食べることは理にかなっています。
一方、二日酔いの解消方法として、水分をたくさん摂取し汗や尿でアルコールを排出しようとする方がいますが、汗や尿に含まれるアルコール量は少なく効果は高くありません。とくに飲酒後の入浴は、不整脈を起こす危険もあるので注意が必要です。
また、二日酔いの解消として迎え酒をする人がいますが、アルコール依存症の患者には、二日酔いの迎え酒がきっかけになっていることが多いそうです。二日酔いはアルコールが分解されるのを待つしかありません。気分がよくなるまで静かに待っておきましょう。