紫外線の防止法

紫外線を防ぐ3本柱は、1:日焼け止めクリーム、2:帽子、サングラス、3:日傘、長袖の服、です。
紫外線対策1:日焼け止めクリーム
肌が外に出ている部分にはすべてに塗るつもりで、適量をむらなく塗りのばしましょう。重要なことは、1度塗ってそれでおしまいというのではなく、数時間ごと(2〜3時間)で塗りなおすことです。朝と昼で、1日に2回、塗るようにするとより効果が得られます。
紫外線対策2:帽子、サングラス
帽子やサングラスは慣れない人にとっては何となく着用しづらい、気恥ずかしく感じることってありますよね。でも、帽子をかぶると約20パーセント、サングラスで約90パーセント紫外線をカットすることができるのです。視力矯正のためのめがねのなかにも、UVカット機能がついているものがあります。皮膚だけでなく、目を紫外線から守ることも大切なのです。目にも紫外線の刃は決して良い影響を与えないのです。
紫外線対策3:日傘、長袖の服
夏の暑いときに黒服を着ると、日光を吸収してしまうのではないかと思いますよね。しかし、夏だからこそ、黒がお勧めです。白っぽい服は、紫外線を通しやすいので、夏でもなるべく黒っぽい色の服を着ることが紫外線対策としては有効です。日傘も大きくてしっかりと身体をかくしてくれるものがいいですね。
最近は、衣類や繊維に紫外線防止加工が施されているものもあります。そうしたものを羽織ることも有効な紫外線防止対策になります。

オーストラリアでの紫外線対策

紫外線防止に対する取り組みが日本でも最近は盛んになってきました。日差しの強い日中、特に紫外線量がもっとも多い時間帯である、午前10時から午後2時までの間、および季節的には3月頃から最も紫外線量が増える6月、7月にかけて、日焼け止めを塗り、サングラスをかけ、帽子をかぶり、できるだけ黒っぽい色の長袖のシャツを着るようにするなどの紫外線対策が呼びかけられています。
とはいえ、日本の取り組みは、世界的にみるとまだまだ一歩を踏み出したばかりです。各国はもっと前から本格的な紫外線対策を、国家をあげてとりくんでいます。
紫外線対策の先進国は、オーストラリアです。
皮膚がんが多発し、国家の癌の半分が皮膚がんであるといわれているオーストラリアでは、紫外線対策を国家的に取り組んでいます。もともと白人は紫外線に弱いタイプの皮膚をもっていることに加え、ヨーロッパからオーストラリアの地に移住した彼らはもともとあのような太平洋上の国紫外線に適応しきれないからでしょう。
オーストラリアでは「SLIP(スリップ)−SLOP(スラップ)− SLAP(スラップ)− WRAP(ラップ)」というスローガンをあげています:
SLIP・・・「長袖を着ましょう」
SLOP・・・「サンスクリーンを塗りましょう」
SLAP・・・「帽子をかぶりましょう」
WRAP・・・「サングラスをかけましょう」
日本でも皮膚がんが増えつつあり、真剣に紫外線対策を考える時期が到来しています。

紫外線対策 雨天、曇りの日

紫外線は、肌に悪い影響を及ぼします。オゾン層を通過して地表に届く紫外線は、UV−AとUV−Bです。
UV−Aは、表皮を通過してさらに奥深く、真皮にまで到達し、色素沈着を引き起こします。これが肌を黒くさせる原因です。さらに慢性的にUV−Aを浴びていると肌の奥の線維にダメージを与え、たるみやシワの原因になります。
一方、UV−Aよりも波長が短いため、真皮にまでは到達しないものの、浴びた直後から肌を急激に赤くするUV−Bは、肌に炎症を引き起こします。これがサンバーンで、シミ・ソバカスの原因となるお肌の乾燥をもたらします。
したがって肌の健康、美しさを保つためには、日々気をつけ、1年間を通してとにかく紫外線を少しでも浴びないよう、対策を講じることが必要です。
また、6月というと、梅雨であまり天気もよくないので大丈夫だろうと思いがちですが、紫外線は雨の日でも曇りの日でも、量の違いこそあれ降り注いでいることに変わりはありません。快晴の日の紫外線量を100パーセントとすると、雨の日は20〜30パーセントといわれます。また、薄曇であれば、50〜80パーセントはふり注いでいるといいますから、決して少ない量とはいえません。
紫外線は3月ごろから次第に増え始め、6月から7月にピークを迎えます。つまり、気温のピークと紫外線量のピークはずれているのです。紫外線対策というと、夏のもっとも暑い8月頃になって慌てて日焼けや止めクリームを塗る方がいらっしゃいますが、これでは手遅れです。

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